京都の富小路通(錦市場からすぐ)の古着屋「MILOU(ミル)」のスタッフブログです。
おとーさんです、どうも〜♪
今日はまずご報告。
ARK(アニマルレフュージ関西)さんから、冊子『A VOICE FOR ANIMALS, WINTER 2012 No.87』が届きました!
ARKさんの活動内容などが載っている小冊子、今回はサンタの格好したネコちゃんが表紙です♪
ガチャガチャ募金などでいつも皆さんにご協力いただいているので、ぜひこの機会に手にとってみてください。
MILOUの入り口「フライヤー・コーナー」に置いてます。
数に限りがありますのでお早めに〜〜♪
さてさって、本日2012年12月21日は・・・マヤ暦の終わる日でした!!
ネタなのかマジなのか、とにかく世界各地やネット上ではちょっとした「お祭り騒ぎ」になってましたね。
そもそも暦というのは昔から、共同体の権力や運営にとって非常に重要なもの。
古代において「天の運行を知る」ということは、共同体を統治する権力とほぼ同義だったりしました。
日本では安倍晴明で有名な陰陽博士などが時の権力と結びついていたり。
時代がくだって中世や近世になると、印刷物などの普及により、一般庶民も体系化された暦に触れる事が増えてきます。
特にヨーロッパではルネッサンス以降、ネオ・プラトニズムという考え方が広まった影響で、「人体(ミクロコスモス)は天体(マクロコスモス)と照応している」という発想が生まれ、当時の医学思想に暦が大きく関わってきたりもします(←このへん、おとーさんの元専門分野♪)
そして「国民国家」という政治概念によって共同体が運営されるようになった近代以降、暦の制定はまさしく国家事業となりました。
映画にもなった冲方丁の小説『天地明察』などでも取り上げられているように、暦を定めるというのは「秘儀」であり「権力」であったわけです。
だから「暦の終焉」というのはまさに一大事であるわけですから、今回これだけ大騒動になり、はては終末思想まで飛び出すような「お祭り」になったことも、ある意味で納得できる事態だともいえます。
ただ・・・。
みんなそんなにマヤ暦で生活してなかったやん!?
と。
不況になると、終末思想が流行するのは大昔から変わらぬ世の習い。
「終わる終わる詐欺」には気をつけましょう、ただ、はたから見てネタ的に盛り上がる分には面白いから、もっとやれと思ったりもしますけどね。
まぁ、13年前の「ノストラダムスの大予言」の時もこんな感じでしたけど・・・。
結局あの頃は、「どうせ今日で世界が終わるから、ちょっと奮発してええもん食べに行こうぜ!!」的な感じで友達と遊びに行ったような記憶が・・・。
まぁともかく、今回も人類滅亡は回避されたようなので、いつもどおり商品の紹介をしたいと思いますっ!!
今日入荷したばかり、おとーさんがオススメする、「人類滅亡の危機みたいなサバイバルな状況でも格好いい泥臭いメンズアイテム」です〜〜〜!!
☆コーデュロイのハーフコート☆
特にコーデユロイのハーフコートやツナギはオススメ♪
格好良く、泥臭く、これで世界の終わりもバッチリ!!
・・・いやいや、まだだ、まだおわらんよっ!!
そんなことより今日は冬至なので、カボチャ食べて、柚子風呂に入って、暖まりましょうね☆
明日はホリちゃんとおとーさんでお待ちしております♪